―3会場で講習会開催

　JAいわて花巻は6月15日、ネギ栽培講習会を花巻市の3会場で開きました。

　同市石鳥谷町の圃場で開いた講習会には、生産者やJA職員など約40人が参加。県中部農業改良普及センターの職員が今年の生育状況を報告しました。

 

―土寄せ適期に

　同センターの職員は「これから梅雨の季節となり降雨と気温上昇による『小菌核病』『べと病』などの病害の増加が予想される。害虫についても、定植時に施用した殺虫剤の残効は約1カ月であることから、すでに効果が切れている圃場では被害の増加が予想される」と説明。これからの防除に効果的な害虫防除薬剤について触れ、各圃場で注意して防除するよう呼び掛けました。

　今後の管理のポイントとして、「適期に土寄せ作業を行い軟白長と太さを確保しよう」と呼び掛けた他、「土寄せ作業時期が早いと白根は伸びるが太りづらくなる。適期を見極め、地温が低い時間帯に適当な土壌水分状態で行うように」と注意点を説明しました。

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