―農家相互の研鑽図る

　JAいわて花巻肥育部会は6月2日、東京都の東京食肉市場㈱で「第7回花巻農協肥育部会女性部枝肉研究会」を開きました。コロナ禍により販売立ち会いが困難なことから、出品者の思いを綴った寄せ書きをセリ場内に掲示し、購買者にアピールしました。

　同日、岩手県花巻市のJAコミュニティーホール「おっほの舘」で褒賞授与式を開きました。部会員や関係機関、JA職員など約40人が出席。菊池清部会長は「平均販売額が前回を大幅に上回った。新型コロナウイルス感染症が収束する日に備え、今まで以上に飼養管理に励んで自信を持って出荷できるようにしてほしい」とあいさつしました。

 

―最優秀賞に菊池さん輝く

　同研究会には、黒毛和種の肥育牛24頭が出品。上物率は91.6％でした。最優秀賞には、花巻市の菊池節美さんの出品牛(去勢、枝肉重量530kg、脂肪交雑基準(BMS)№12)が選ばれました。きめ細かな肉質や張りのある体型、無駄のない肉付きなどが評価されました。

　菊池さんは「販売単価が高く、JAや関係機関のご指導のおかげで受賞できた。いわて牛が高値で推移してほしい」と願いました。

審査結果

【最優秀賞】

　菊池 節美さん(花巻市)

【優秀賞】

　菊池 ミネさん(花巻市)

　髙橋 寿子さん(北上市)

【優良賞】

　阿部 秀子さん(花巻市)

　橘 久美子さん(北上市)

　小原 あつ子さん(花巻市)

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