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ピーマン販売額6億円目指す 出発式を開催

2021年6月4日


 

―出荷量1,600t、販売額6億円目指す

 JAいわて花巻は6月1日、岩手県花巻市のJA石鳥谷園芸センターで、JAの主力品種であるピーマンの出発式を初めて開きました。

 市や関係機関、生産者、JA職員など約30人が出席。JA花巻地域野菜生産部会ピーマン専門部の晴山文佳部長は「JAや行政と三位一体となり、コロナ禍でもおいしいピーマンを供給することが我々の役目。販売額6億円、7億円を目指し、JAいわて花巻のピーマンを盛り上げていきたい」とあいさつしました。

 JAの伊藤清孝組合長は「販路を確保しているため、販売額6億円を目指してたくさん出荷してほしい。JAは、今後もピーマンに力を入れていく」と力強く話しました。

 晴山部長や伊藤組合長らがテープカットを行い、出発を祝いました。同日は、関東の市場に約1.3tを出荷しました。


ピーマン

―新規ハウス栽培拡大

 ピーマンは、JAの野菜販売高で1位を誇る品目です。

 JAでは令和元年度から2年間、県で取り組む「いわて型野菜トップモデル産地創造事業」を活用し、新規ハウス栽培の拡大に取り組みました。2年間で21経営体が約2haで新たにハウス栽培を開始。令和元年度導入者の出荷が令和2年度から始まったこともあり、令和2年度は初めて販売額5億円を超えました

 

―生育順調に

 今年産の選果は、5月25日に開始。同事業によりハウス栽培が増えたことから、5月下旬は昨年より2倍ほど出荷量が増えています。急激な天候変化がなかったことから、生育も順調。選果は11月中旬まで続く予定で、関東を中心に出荷します。8月に出荷最盛期を迎えます。

 今年度は、JAが地域の中核農家を指導役として任命している「農の匠」による指導会開催や関係機関一体となった生産販売の推進、栽培マニュアルの活用などを進めます。ピーマンをモチーフに今春誕生したJAオリジナルキャラクター「ぎんがピーマンズ」を活用したPR活動も予定します。

 

―共同選果して出荷

 JA管内のピーマンは、全て同センターに集約して共同選果します。収穫後にコンテナのまま出荷でき、農家の労力軽減になるほか、品質や規格が統一され信頼される産地を確立できることがメリットです。

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