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アスパラガス販売額2億円目指す 出発式を開催

2021年5月14日

 JAいわて花巻は5月8日、北上市のJA西南アスパラガス選果場で、県内一の栽培面積と販売額を誇るアスパラガスの出発式を開きました。

 市や関係機関、生産者、JA職員など約40人が出席。JA北上地域野菜部会アスパラガス専門部の佐藤祥行部長は「秋まで約150日、休まずに収穫と出荷をしていく。目標達成に向けて頑張りたい」とあいさつしました。

 JAの伊藤清孝組合長は「選果機を利用することで省力化に繋がり、そしてブランド力が向上したアスパラガスを消費者に提供できる。より多く出荷いただき、選果機を利用してほしい」と呼び掛けました。

 佐藤部長や伊藤組合長などがテープカットを行い、出発を祝いました。同日は、県内の市場に約1.2tを出荷しました。

 JA管内のアスパラガスは、全て同選果場に集約して共同選果します。収穫後にコンテナのまま出荷でき、農家の労力軽減になる他、品質や規格が統一され信頼される産地を確立できることがメリットです。

 同JA産のアスパラガスは緑色が濃く、春物は気温の寒暖差もあり甘味が強いのが特徴。令和3年産の選果は4月20日に始まりました。4月の低温の影響があり露地栽培の収穫開始が遅れましたが、現在は徐々に出荷が増えています。選果は9月下旬まで続く予定で、関東や県内を中心に出荷。5月中旬~下旬には、春芽の出荷最盛期を迎えます。

 今年度は、簡易雨よけ栽培の普及による反収の向上や栽培マニュアルの活用、関係機関一体となった生産販売の推進などを進め、出荷量200t、販売額2億円を目指します。

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