JAいわて花巻果樹部会花巻支局花巻りんご連絡会は4月15日、花巻市成田の園地で今年度初めてとなるリンゴの現地指導会を開きました。

　部会員やJA職員など約30人が参加。小原昭男会長は「今後の作業を吟味し、品質の良いリンゴを生産できるようにがんばろう」とあいさつしました。

　今年度は、展葉期が平年より10日ほど、昨年度より数日早く推移しています。開花期も、「ふじ」で平年より3~5日早いと予想。今後の気温によっては開花期が前後することが考えられることから、JA職員は受粉や防除作業の準備を早めに進めるよう呼び掛けました。

　JA営農部園芸販売課の久米正明技術顧問は、樹齢が進むにつれバーノットの発生増大やネズミ被害などにより出荷量が不安定になることがある「紅いわて」を例に挙げ、盛り土による発根促進を紹介。盛り土後に出荷量が80％増加した事例を紹介し、「樹が弱ってきたら盛り土をおすすめする」と話しました。

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