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野ネズミ対策と農業生産工程管理学ぶ JAと果樹部会が「冬期りんご講習会」開催

2021年2月18日

 JAいわて花巻とJA果樹部会は2月16日、岩手県花巻市のJA総合営農指導拠点センターとJA石鳥谷東支店で「令和2年度冬期りんご講習会」を開きました。2会場合わせて部会員やJA職員など約70人が参加しました。

 同センターで開いた講習会で、高橋敬二副部会長は「令和3年産に向けて本格的に作業が始まる。研究を重ねながら今年も良いリンゴを作ろう」とあいさつしました。

 大塚薬品工業の井上美則さんは「りんご園地における野ネズミ対策について」と題して講演しました。ネズミによる被害例やさまざまな対策方法を紹介したほか、正しい毒餌の仕掛け方を説明。ネズミの穴に入れる場合は、カラス対策のため奥までしっかり入れて穴を踏み潰すことや、廃油を垂らすと防水効果があり食いつきも良くなると参加者たちに伝えました。井上さんは、モグラ防除の事例も紹介しました。

 県中部農業改良普及センターの畠山隆幸主査農業普及員は、農業生産工程管理(GAP)の取り組みについて講演。GAPの概要や取り組み手順のほか、実際に県版GAPに取り組んだ法人と個人の具体的な取り組み内容や感想などを紹介しました。畠山さんは「GAPを実践すると、従業員の自主性の向上や資材の不良在庫の削減などにつながり、経営改善に効果がある」と伝えました。参加者たちは質問を通し、さらに理解を深めました。

 JA営農部園芸販売課の久米正明技術顧問は、自らが行ったさまざまな調査の途中経過を情報提供しました。

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