ホーム > お知らせ・あぐり情報 > 実演で指導 「りんご剪定研究会」を開催
お知らせ・あぐり情報 News
実演で指導 「りんご剪定研究会」を開催
2021年1月14日
JAいわて花巻果樹部会東和支局は1月14日、花巻市東和町の千葉久雄さんの園地で「りんご剪定(せんてい)研究会」を開きました。
部会員やJA職員、関係機関など27人が参加。小田島節夫支局長が「ふじ」や「シナノゴールド」の剪定方法を参加者と意見を出し合いながら実演しました。参加者は、リンゴに対する日当たりや防除薬液の通り、作業効率を意識した枝の配置などについてリンゴの樹形を観察し、剪定枝の選び方など質問や意見交換から剪定方法を学びました。
座学の部では、県中部農業改良普及センターの職員が、新規摘花剤「サニデイ」による摘花効果について現地試験結果と農研機構試験結果をもとに説明。同剤は摘花効果のある植物ホルモン剤で、既存剤「エコルーキー」と比較しても同等からそれ以上の高い効果が確認されたことを報告しました。
小田島支局長は「剪定は長年の経験が必要な高度な技術。若手生産者を中心に技術を伝えていき、一人ひとりが自分流の剪定技術を確立することに期待する。今後もリンゴの品質向上と数量増を目指していく」と話しました。