花巻市の農事組合法人なべくらの髙橋和夫（７２）さんと髙橋耕作（７１）さんは、第４回「銀河のしずく」頂上コンテストで２位の全国農業協同組合連合会岩手県本部長賞と３位のいわて純情米需要拡大推進協議会会長賞に輝きました。

　２人は１２月１５日、花巻市のJAいわて花巻本店を訪れ、伊藤清孝組合長などに受賞を報告しました。
　伊藤組合長は「『銀河のしずく』の栽培体系は定着している。今後はさらなる販売に力を入れる。来年に向けての励みにしてほしい」と話しました。髙橋和夫さんは「これを機に、より一層品質が良くおいしい米を作っていく」と意気込み、髙橋耕作さんは「受賞し、光栄に思う。これからの励みになる」と話しました。

　同コンテストは岩手県が開き、JA全農いわてなどが共催しました。「銀河のしずく」のブランド確立と高品質、良食味米生産に向け２０１７年度から実施し今回で４回目の開催。今年度は、「銀河のしずく」を作付けする県内の５３５経営体や農業高校などから５３点が出品しました。機器審査で、食味スコアが高く整粒割合が高い１０点を選出し、その中の上位５点が最終審査に進みました。最終審査では、県内外のお米マイスターや調理師、消費者団体らの有識者を審査委員とした食味審査を実施。色や香り、軟らかさ、粘り、甘みなどを総合的に評価し、上位５点の順位を決めました。食味や品質の高さなどが総合的に評価され、髙橋和夫さんが２位、髙橋耕作さんが３位を受賞しました。

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