JAいわて花巻花き部会は１２月９日、花巻市の２会場で国内トップクラスの栽培面積と販売額を誇るカンパニュラの現地指導会を開きました。

　同市と北上市、遠野市の生産者やJA職員、関係機関など４０人が参加。同市の（株）誠花園のビニールハウスでは、２５人が参加しました。JA職員が加温や電照管理、かん水、今後のハウス管理などについて説明。冬期もハウスの換気をするよう呼び掛けました。菌核病についても紹介し、株が次々と感染していくため早期に発見して株ごと抜き取ることが重要であると伝えました。同ハウスで栽培し、JAが地域の中核農家を指導役として任命している「農の匠」の髙橋誠部会長が、参加者からの質問を基に栽培管理について説明しました。参加者は収量に関わる冬の栽培管理について実物を見ながら確認しました。

　髙橋部会長は「生産者一丸となって、今後も自信を持って品質の良い花を生産し、栽培管理を工夫しながら花の持ちの良い皆さまに喜ばれる花を作っていく」と話しました。
　同部会は今年度、カンパニュラを１・７７haで栽培し、出荷量４８万１２０本、販売額２３５１万円。来年度も引き続き出荷量と販売額共に日本トップクラスの産地を目指します。

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