西和賀町の吉田秀子さん（６２）は、いわてフラワーコンテスト２０２０で最優秀賞と特別賞の農林水産大臣賞に輝きました。

　吉田さんは１２月４日、花巻市のJAいわて花巻本店を訪れ、伊藤清孝組合長などに受賞を報告しました。
　伊藤組合長は「来年も２年連続での最優秀賞受賞を目指し、さらにJA管内のリンドウ生産を盛り上げていただきたい」と話しました。吉田さんは「受賞した時は、とても驚いた。花の節間の長さをそろえることや薬剤散布、ネット上げなど栽培管理を徹底している。来年もいい成績を残せるよう品質の良いリンドウを生産していく」と意気込みました。

　同コンテストは、JA全農いわてが９月上旬に開催。県内における花き生産者の技術向上と生産意欲の高揚を図るとともに、岩手県内で生産される花き類を広く県内外に紹介することにより花き需要の拡大を図り、同県花き園芸の振興に資することを目的に開きました。今年度は、県内のリンドウや小菊、その他切花、鉢花の１４８点が出品。６人の審査員が品質や病害虫、商品性を審査し、吉田さんが同賞を受賞しました。吉田さんが栽培した最優秀賞のリンドウ「錦秋の風」は花色が鮮やかで、花の咲き具合や葉色など総合的に評価されました。同賞はJA管内では４年ぶり２回目の受賞です。

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