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リンゴ中生種出番 注意点や選果基準を確認

2020年10月6日

 JAいわて花巻は10月5日から2日間、花巻市と北上市の4会場で主力品種「ジョナゴールド」を含む、リンゴ中生種の目ぞろえ会を開きました。


 6日に花巻市のJA花巻園芸センターで開いた目ぞろえ会には、生産者やJA、関係機関ら約80人が参加しました。岩手県中部農業改良普及センターの職員は成熟状況や収穫上の注意点を説明。「ジョナゴールド」は、ほど良い酸味が特長の品種のため必ず食味を確認してから収穫作業に入ることや、着色の進みを見ながら適期収穫するよう呼び掛けました。JA職員は実物のリンゴを使い傷害やつる割れ、つる元の青みなどの選果基準を説明しました。参加者は収穫上の注意点や選果の基準を確認し、本格出荷に向けて意識を統一しました。 

 「ジョナゴールド」はJAを代表する品種。収穫は8日から始まり、10月下旬まで続きます。今年度は7万5000ケース(1ケース10kg、前年比153%)の出荷を見込み、昨年収穫直前に襲来した台風被害で減収した分の巻き返しを図ります。

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