JAいわて花巻和賀町支店・岩崎支店・横川目支店は８月６日から１週間、北上市の同支店で支店管内の正組合員、佐藤友男さん（７２）の山野草の盆栽を展示しました。

　佐藤さんは、北上市和賀町岩崎で水稲を栽培しています。趣味で盆栽を始めて約５０年。毎年、同市の百貨店やショッピングセンターで個展を開いて来場者の目を楽しませています。今年は新型コロナウイルス感染症の影響でショッピングセンターへの展示は中止しました。

　６日には佐藤さんが同支店入り口に４点の山野草の盆栽を展示。来店者の目を楽しませています。盆栽の鉢は、以前に月刊誌「家の光」に記載されていた記事を活用して作成。新聞紙とセメントを使用して岩場のようなデザインにし、色や形などを調整しながら１鉢あたり３日間かけて我流で鉢や陶板を作り上げています。この鉢は、通気性や水はけ、水持ちが良く今までに１００鉢以上を作成しました。

　佐藤さんは「無心で作成している。その時間が幸せ。自分自身で楽しんで作成しているので、来店した方にも展示を見て楽しんでもらえてうれしい」と笑顔を見せました。同支店の齊藤金浩支店長は「今年度に支店統合があったが、これをきっかけに岩崎や横川目の地域の方にもぜひ来店してほしい。今後もこのような活動を継続していく」と話しました。

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