JAいわて花巻女性部北上地域支部南部支部は８月１２日、北上市のJA旧みなみ店舗前でお供え用の花を地域住民に手渡しました。

　同支部の部員５人が３０組の地域住民にリンドウやアスター、パイナップルリリーなど５～６種類の花を1対にして贈呈しました。

　同支部は２０１１年から毎月１回、部員や組合員などが野菜や花などを持ち寄り産直市を開いていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため中止しました。部員は、普段産直市に来ている地域住民に「何かできることはないか」と考え、感謝の気持ちを込め、お盆に合わせてお供え用の花の配布を実施。地域住民とコミュニケーションを取りながらつながりをより強めました。

　同市に住む佐藤フサさんは「友達に連絡して一緒にきた。お供え用の花をいただけてうれしい」と笑顔を見せ、同支部の菊地近子支部長は「産直市の活動が中止になり残念だったが、今回、地域の人と顔を合わせることができ、コミュニケーションを取ることができたのでよかった。今後の産直市再開後の利用につなげたい」と話しました。

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