JAいわて花巻は８月７日、農産物直売所「すぎの樹」を花巻市轟木にリニューアルオープンしました。

　同日は、新型コロナウイルス感染症の感染対策により人数制限を設けながら、長い行列を作った市民などが次々と入店し、買い物を楽しみました。店内には、ナスやトマトなどの野菜や全国提携JAの果物など旬の農産物が並んだほか、ブドウの搾りかす飼料を給与した「花巻黒ぶだう牛」の特価販売も行いました。レジ通過者先着２００人には、生産者から紅白餅が手渡され店内は初日から多くの買い物客でにぎわい、活気に満ちました。

　同直売所内には、JA女性部太田支部と笹間支部、地元の婦人会、地域住民などで構成する加工グループ「ミレットキッチン花（フラワー）」が入り、地元農産物を使った弁当や総菜などを販売しています。

　同直売所は、同日に開所した道の駅「はなまき西南」内にリニューアルオープンしました。同日は開所式と竣工式を開き、関係者約５０人が出席。出席者は同道の駅の利用による地域の発展を願いました。テープカットも行い、市民などと共に待望のオープンを喜び合いました。
　営農部産直課の薄衣諭課長は「『すぎの樹』がリニューアルオープンした。地元の人から愛され、憩いの場となるような店舗を目指す」と意気込みました。

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