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エーデルワインで仕込み始まる
2020年9月14日
岩手県花巻市大迫町のエーデルワインは9月10日、令和2年産ワインの本格的な仕込みを始めました。
今年は6月下旬から1カ月程度天候不順が続いた影響でブドウの収穫と仕込み開始時期が約1週間遅れましたが、お盆以降に天候が回復したことから、糖度の上昇と着色は順調に推移しています。
同日の仕込みは、10月中旬に発売予定の赤ワイン「いわてヌーヴォー」用で、同町や紫波町などで収穫された「キャンベル」約6tを使用。社員が手際よくブドウをベルトコンベヤーに投入し、破砕機で軸などを取り除いて実をつぶした後、ポンプを使って発酵タンクに移しました。
藤舘昌弘社長は「心を込めてより良いワインを造っていきたい」と話し、藤原欣也取締役工場長は「新型コロナウイルス感染症の影響を受けているが、農家が丹精込めて作ったブドウを良いワインにして届けたい。ワインを飲んで、明るい幸せな気分になってほしい」と願いました。
同社では、新型コロナウイルス感染症の影響がありますが、生食用品種と醸造専用品種のブドウを例年通り約350tを10月下旬まで仕込む予定。10月上旬までは赤やロゼなど、10月中旬からは醸造専用品種の白ブドウ「リースリング・リオン」などを仕込みます。