JAいわて花巻管内で、岩手県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の刈り取りが始まりました。

　一面に広がる黄金色に色づいた稲穂を前に、生産者たちは刈り取り時期を見極め、食味ランキング特A3年連続獲得と出来秋に期待を込めながら作業をしています。

　9月17日には、花巻市の髙橋清吾さん(73)の約85aのほ場で刈り取りが開始。髙橋さんはコンバインに乗り込み手際よく収穫し、自宅の乾燥機に入れました。のべ3日間ほどかけて残りの約135aを刈り取る予定で、「銀河のしずく」の収穫後には「ひとめぼれ」約7.3haの刈り取りを10月上旬まで行う予定です。

　髙橋さんは「分げつが順調に進み、例年通りの量を収穫できそう。品質も良い」と笑顔を見せました。

　「銀河のしずく」は平成28年秋にデビューしました。食感が良好で白度が高く、香りが良いのが特徴。今年度は6月の好天により分げつが順調に進み、穂が多く付いたことから例年より高収量が見込まれます。JA管内では、110経営体が約355haで栽培し、出荷数量5万8,000袋(1袋30kg)を目指します。

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