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貯蔵・脱葉リンドウの取り組み模索 西和賀花卉生産組合青年部支部

2020年10月21日

 JAいわて花巻西和賀花卉生産組合青年部支部は10月16日、岩手県西和賀町のJA湯田・沢内支店で今年度試験を行った貯蔵リンドウと脱葉リンドウに関する研修会を開きました。

 組合員やJA職員など10人が参加。大堰巧太支部長は「試験結果を踏まえ、来年度につなげていきたい」とあいさつしました。JA職員や市場担当者は今年度の成果や課題を報告しました。貯蔵リンドウについて市場担当者は、品質が良くクレームがなかったことを伝えた一方で、ヒートショックによる箱の中での蒸れや花が傷む可能性があることを説明。参加者たちは、花が潰れにくいよう縦箱の出荷箱に変更することやヒートショックを防ぐために雪室や予冷庫の活用方法を検討しました。脱葉リンドウについては、市場から求められる花として出荷規格の変更を検討。組合員たちは、需要やその可能性を市場担当者と意見交換しました。

 

貯蔵リンドウ

 5年ほど前に開花が前進し、需要期であるお盆よりも前に開花してしまうことが課題となりました。このことから、同町の豪雪地帯ならではの天然資源の雪を生かした農産物冷蔵貯蔵施設「雪室」のほか、予冷庫を活用し、7月下旬に収穫したリンドウを約2週間保存してお盆に出荷する貯蔵リンドウに平成28年度から試験的に取り組んでいます。昨年度からは販売を開始しました。

脱葉リンドウ

 販路の拡大を目指そうと、加工向けとして組合員が脱葉して出荷します。今年度から取り組み始めました。

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