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糖度・蜜入り十分! 「賢治りんご」出発!

2020年11月18日

 JAいわて花巻は11月16日、岩手県花巻市のJA花巻園芸センターで、JAの主力品種でオリジナルブランドの蜜入りサンふじ「賢治りんご」の出発式を開きました。

 市や関係機関、生産者、同センターの作業員、JA職員など約40人が出席。JA果樹部会の小田島節夫部会長は「日の光をいっぱい浴び、高糖度で蜜入り、外観もきれいな賢治りんごに仕上がった。これからも、天候に負けずに気象をうまく利用し、蜜入りいっぱいの賢治りんごを作っていきたい」と決意を述べました。JAの伊藤清孝組合長は「高値販売できる年内に出荷し、農業者の所得増大に結び付けたい。産地一体で販売し、消費者に自信を持って届けたい」とあいさつ。小田島部会長や伊藤組合長などがテープカットを行い、出発を祝いました。同日は、首都圏と県内の市場に700ケースを出荷しました。

 

賢治りんご

 JAオリジナルブランドの蜜入りサンふじ。内部品質センサーで選別し、糖度13以上、蜜入り指数2.5以上の基準を超えるサンふじが該当します。サンふじは、JAのリンゴ出荷量のうち約4割を占める主力品種。サンふじの出荷目標量10万ケース(1ケース10kg)のうち、約6割にあたる6万ケースを賢治りんごとしての出荷を見込みます。販売額2億1,000万円を目指します。

 今年度は、着色開始期である9月下旬から昼夜の寒暖差が大きくなり、着色が例年より良好に推移。成熟状況も良好で、糖度と蜜入り共に高い傾向にあります。11月16日からは販売を開始。出荷のピークは11月下旬~12月上旬で、首都圏や大阪府を中心に出荷します。

 

JAの取り組み

 JAは今年度、JA石鳥谷園芸センターに新たに内部品質センサーを導入。以前から同センサーを導入しているJA花巻園芸センサーと併せ、処理能力が今までの1.5~2倍になることから、需要期である年内に販売を終えるよう取り組みます。

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