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市場と販売会議 ぶどう生産部会花巻支部

2020年8月10日

 JAいわて花巻ぶどう生産部会花巻支部は8月6日、花巻市のJA矢沢支店でブドウ販売会議を開きました。生産者やJA職員、市場関係者らが出席し、生育状況や今後の管理、販売情勢について意見交換を行いました。


 佐藤秀明支部長は「今年は高温障害がないためブドウにはストレスがなく良い状態できている。懸念されるのが、コロナ禍の中で今まで経験したことがない販売になること。人の動きが少ない分、ギフトの動きがあるのではないかと期待している。出荷まで1カ月もないが、高品質のものを作って出荷しよう」とあいさつ。

営農部園芸販売課の千葉秀彦課長は「新型コロナウイルス感染症の影響で思ったように活動が出来ていない。青果物は、日照不足や長雨で数量減の単価高となっている。ブドウについては、数量増の単価高で販売していきたい。生産者には、これまで通り栽培管理に努めてほしい」と話しました。


 県中部農業改良普及センターの職員が生育状況と今後の管理について説明。開花期間中は気温が高かったことから「開花始めから満開までの期間が短く、一斉に開花した年となった。7月に30度近い高温で日焼けなどの障害が一部で発生したが、病害虫については全般的に少なく、今のところ大きな被害はみられない」と話しました。その他には、「樹勢をコントロールする目的で1新梢2房としている場合でも着色開始期を目安に適正着房数へと見直すとともに、食味を重視した適期収穫をしてほしい」と呼び掛けました。
 JA職員は「他県産の藤稔とシャインマスカットを用意した。自分たちが栽培しているブドウと比較してほしい」と話し、生産者たちは食味や香りを確認し意見を出し合いまいした。


 今年度の出荷量は約40㌧を計画し、販売額は約3600万円を目指します。
 

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