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収量を伸ばすために 収穫開始期以降の管理を確認

2020年7月2日

 JAいわて花巻花巻地域野菜生産部会ピーマン専門委員会は7月1日、花巻市内の各会場でハウスピーマンの剪定指導会を開きました。


 JAが地域の中核農家を指導役として任命している「農の匠(たくみ)」で、同委員会の晴山文佳委員長の圃場(ほじょう)で開いた指導会には、部会員やJA職員など21人が参加。県中部農業改良普及センターの職員は「ハウスピーマン収穫開始期以降の管理」について説明しました。収量を伸ばすために、収穫開始以降に気をつけるポイントとして、「尻腐れ果対策のために、定期的なかん水を実施。株の中心部が混み始めたら、整枝と追肥を遅れないようにすること。湿度が高いとカビが増えるためハウス内を観察し、防除が遅れないようにすること」と伝えました。今後の誘引、整枝作業で特に注意が必要なことについては「主枝の誘引作業が遅れないように、主枝よりも内側に伸びた徒長枝を整理すること。整枝をしっかりすれば所得も向上する」と話しました。


 晴山委員長は「脇に倒れた枝や孫枝を整えないと主枝の邪魔になる。採光や風通しを良くするためにも、収穫と合わせて整枝や摘果をしてほしい。7月後半にたくさん収穫するためにも整枝、追肥、防除など基本的なことをしっかり行いたくさん収穫しよう」と話しました。
 参加した部会員は、ハウス内の誘引の仕方などを観察。晴山委員長は、部会員が抱えている整枝の仕方などの悩みを解決するべく実演。部会員同士でさまざまな意見交換を行い、実りのある剪定指導会となりました。

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