ＪＡは６月１８日、花巻市のＪＡ石鳥谷東支店とＪＡ花巻園芸センターでミニトマト出荷規格指導会を開きました。

　石鳥谷東支店には、生産者やＪＡ職員など約３０人が参加しました。ＪＡ職員がミニトマトの出荷基準の品質区分について全Ａ品とすることや選別基準について説明。出荷の留意点として、くすみ玉や過熟などは取り除き完全着色したものを出荷すること、傷害果、特に裂果品は入れないように呼びかけました。パック詰めを終えたＭ品や着色不足の実物を用意し、生産者は手に取って確かめました。

　県中部農業改良普及センターの職員は、今後の栽培管理について説明。例年ミニトマトの需要は８月に低下し９月以降に上向くと伝え、「８月に収穫となる段の花房をあらかじめ摘むことで着果量を調整し、後半の草勢維持と着果量確保を図る。そのため、４月定植の圃場（ほじょう）は６月２０日から２５日頃に開花している花房を房ごと摘み取った方が良い。草勢が弱ると着果不良、小玉化、病害発生を招く」などと話しました。その他にも、着色不良果対策や病害虫防除についても説明しました。
 

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