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ピーマン出荷規格指導会

2020年6月11日

 JAは、野菜販売高で1位を誇るピーマンの選果を開始したことから、花巻市内の各会場で出荷規格指導会を開きました。
 6月5日には、JA石鳥谷東支店とJA花巻園芸センターで開きました。JA石鳥谷東支店には、生産者やJA職員など約60人が参加。JA職員が、「ハウス作型では、すでにアブラムシが多く散見されている。定植時の粒剤は定植後1ヵ月で効果がなくなるため、4月定植を中心に5月中旬定植までの圃場(ほじょう)では防除が必要」と説明しました。

 JAでは、今年度ハウス作型の面積増に伴い、5月23日から選果をスタートしたが、ここ数日の高温が原因と思われる尻腐れが多くみられることを伝え、「かん水量の不足、ハウス内の高温、カルシウム不足が原因として考えられるのではないか」と話し、これからの対策について細かく説明しました。


 ピーマンの共選出荷基準の確認については、出荷規格、出荷方法、収穫や荷受時の注意について説明。病害虫、尻腐れ果、傷果、日焼果、石果、白果、極端な変形果、取り置き品は出荷しないものと話した。出荷できない物に分類される実物を用意し、生産者は手にとって確かめました。


 JAが地域の中核農家を指導役として任命している「農の匠(たくみ)」で、JA花巻地域野菜生産部会ピーマン専門委員会の晴山文佳委員長は「出荷できないものに無駄に栄養を与えないためにも、摘果をおすすめする。改めて摘果作業するのではなく、収穫する時に目線に入ったものを摘果してほしい。摘果作業を頭に入れていただき、品質のいいピーマンを出荷できるよう頑張ろう」と話しました。

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