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主力品種ピーマンの選果始まる 石鳥谷園芸センター

2020年5月28日

 JAいわて花巻の石鳥谷園芸センターは5月23日、JAの主力品種である令和2年産ピーマンの選果を始めました。

 ピーマンは、JAの野菜販売高で1位を誇る品目。JAでは、県で取り組む「いわて型野菜トップモデル産地創造事業」を活用した新規ハウス導入により、ピーマン販売額5億円産地を目指しています。昨年は、同事業を活用して5個人2組織が80aで新たにハウス栽培を開始。その出荷に対応するため、今年は例年より10日ほど早く選果機の稼働を始めました。

 同日は、作業員たち約10人が作業。花巻市内21戸から出荷された約200kgを、手作業で変形果や傷物を選別し、選果機で大きさごとに分けました。Lサイズはばら売り用に箱詰め、Mサイズは袋詰めしました。

 選果は11月中旬まで続き、関東を中心に出荷。8月に出荷最盛期を迎えます。

 佐藤力夫常務は「生産者が一生懸命作ったピーマンを、JAは市場にしっかりと届ける使命を果たしていく」と話し、JA花巻地域野菜生産部会ピーマン専門委員会の晴山文佳委員長は「栽培する生産者が増え、勢いがある。JAの柱であるピーマンを、さらに強化していきたい」と意気込みました。

 JA管内のピーマンは、全て同センターに集約して共同選果します。収穫後にコンテナのまま出荷でき、農家の労力軽減になるほか、品質や規格が統一され信頼される産地を確立できることがメリットです。今年度は生産者336人(前年比20人増)が約24ha(同比2ha増)で栽培し、出荷量19万ケース(1ケース7.5kg、同比136%)、販売額4億8,900万円(同比118%)を目指します。

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