JAいわて花巻の西南アスパラガス選果場は４月２１日、県内一の栽培面積と販売額を誇る２０２０年産アスパラガスの選果を始めました。

　選果開始にあたり、作業員らは選果機の取り扱いなどの説明を聞きながら、７戸分、約３３０kgの選果作業を行いました。JA管内のアスパラガスは選果場へ集約し共同選果を行い関東、県内を中心に出荷します。５月中旬には春芽の最盛期を迎えます。

　佐藤力夫常務は「栽培面積を拡大し、販売に力を入れていく」と意気込み、営農部北上地域地域営農グループ園芸課の中村善希さんは「春先の低温が影響し収穫開始の遅れが懸念される中で、生産者にはたくさんの出荷をしていただいた。春の主役といわれるアスパラガスの選果が始まった。店頭に並んだ際はぜひ手に取ってほしい」と話しました。

　同JA産のアスパラガスは緑色が濃く、春物は気温の寒暖差もあり甘みが強いのが特徴。９月末まで出荷が続き、出荷量２００t、販売額２億円を目指します。

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