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地域農業の先頭に 「農の匠」任命 

2020年4月15日

 JAいわて花巻は、地域の中核農家を指導役として「農の匠(たくみ)」に任命しています。2020年度は地域の重点品目ごとに新規2人を加えたベテラン農家27人を任命。JA営農指導員への助言と指導補完により厚みのある営農指導体制を構築し、JA管内の振興作物の生産拡大と品質向上、農業者の所得増大につなげます。


 「農の匠」は16年度から実施。19年度は目ぞろえ会や指導会、圃場(ほじょう)巡回などで延べ66日活動しました。任期は1年。20年度はJAが生産拡大を進めているピーマンやアスパラガスの他、キュウリやミニトマト、サトイモなどの野菜類、花き、果樹を含め16品目に対して委嘱。長年の経験と豊富な知識を使った農家への専門的な技術指導やJA営農指導員への助言の他、仲間づくり支援や後継者育成支援などに取り組みます。

 4月15日には、委嘱状交付式を花巻市のJA本店で開きました。「農の匠」14人の他、JA役職員ら約20人が参加。地域ごとの代表者4人に髙橋勉組合長が委嘱状を交付しました。

 髙橋組合長は「JA営農指導員の先頭に立っていただき、技術や知識を農家の方々に伝達、普及し農業の振興や生産を高めるために頑張ってほしい」と話しました。
 
 トルコギキョウの「農の匠」に任命された遠野市の駒込欣也さん(50)は「地域の農家に栽培技術を広め、品質の良いものを出荷していく。出荷量の拡大や新規の農業者を増やせるよう取り組む」と意気込みました。

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