ＪＡいわて花巻は４月１４日、岩手県花巻市内の４会場で露地ピーマンの講習会を開きました。

　全会場合わせて生産者４５人が参加。５月に行う定植までの準備と、定植後の管理作業を確認しました。

　ＪＡ石鳥谷東支店で開いた講習会には、同市石鳥谷町の生産者１４人が参加しました。県中部農業改良普及センターの職員がほ場の選び方や施肥、耕起などの圃場準備、支柱や誘引資材の選び方と設置のほか、定植後の管理作業などについて説明。定植時のポイントとして、排水対策を行うこと、地温を上げてから定植すること、生育をそろえるため活着するまでは手かん水することを伝え、「栽培マニュアルも見ながら作業してほしい」と呼び掛けました。防除暦や使用する殺菌剤、殺虫剤についても説明しました。

　ピーマンは、ＪＡの野菜販売高で１位を誇る品目。ＪＡは、収益性が高く共同選果で労力軽減につながるピーマンに着目し、最重点推進品目に指定して生産拡大を進めています。生産者たちは６月から始まる収穫に向け、定植段階から高品質なピーマンの生産に力を注ぎます。

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