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安全・安心な牛乳を提供します

2020年4月7日

 

 JA酪農生産部会は4月7日、花巻市の畜産販売課の事務所で2019年度の通常総会を開きました。部会員やJA、関係機関など約20人が参加。20年度は、環境保全に配慮した酪農経営の安定に努め、品質の良い生乳をより多く生産し消費者に安全・安心な牛乳を提供していくことを確認しました。

 

 

 19年度の生乳出荷乳量は5131㌧(前年対比97.7%)、農家戸数20戸、搾乳頭数582頭(99.6%)と戸数は前年同様、搾乳頭数は維持したものの出荷乳量は前年を下回りました。

 市原正部会長は「11年度の東日本大震災以降、毎年のようにかつて経験したことがない震災や台風、今回の新型コロナウイルス感染症と予想外と言われるものが、ほぼ毎年のように起こっているように感じる。1次産業をこれからどのようにしていくか真剣に議論していく必要がある。我々酪農家はこのような状況でも365日、牛の管理や搾乳がある。仲間の連帯意識を持ちながら今後もまた部会活動を通じて研さんしていこう」と力強く話しました。

 任期満了に伴う役員改選では部会長に市原さん、副部会長に大峡清志さんと伊藤勝一さんを再任しました。

 19年度の酪農生産部会乳質改善共励会の表彰も行いました。脂肪率、無脂乳固形分率、体細胞数、細菌数の4項目で審査を行い、最優秀賞に()アグリファイン、優秀賞に藤根信克さん、優良賞に林貴志さんが輝きました。

 

 

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