JAいわて花巻女性部北上地域支部西部支部は３月１９日、同支部の貸衣装事業で管理する、袴を北上地域の小学生に貸し出しました。

　

　事前に顔立ちに合った着物を見立て、肩上げなども全て女性部員が行いました。この日は男子１人、女子１２人に貸し出し、部員が着付けを行い、卒業の晴れの日を祝いました。小学生が卒業式に袴姿で出席することが増えたことから、４年前に子ども用を導入。組合員や地域に貢献するため、料金は一般業者の約３分の１程度と格安に設定しています。

 

　及川裕子さんは「めいが利用したこたがあり、借りたいと思っていた。料金も安いため、とても利用しやすい」と話し、娘の結衣さんは「昨年いとこが着ていたのを見て、同じものを着たいと思っていた。楽しみにしていたので着られてうれしい」と笑顔を見せました。

　着付けをした部員は「利用者の中には、袴を着てみたいが普段なかなか着れない。せめてこのような節目で着せてあげたいという思いがあると思う。着付けをしていて、卒業生の親御さんと一緒にうれしい気持ちになる」と話しました。

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