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高品質生産拡大や生産技術の確立目指す 鉢花生産部会

2020年3月25日

 JAいわて花巻鉢花生産部会は3月19日、花巻市のJA福利厚生施設「洗心館」で通常総会を開きました。

 部会員やJA職員、関係機関など約30人が出席。佐藤巧部会長は「令和2年度は、薄桃色の八重咲きリンドウ『桜孔雀』のデビューが控えている。JAや関係機関と協力し、厳しい状況変化に対応して部会の進化を図ろう」とあいさつしました。

 令和元年度の販売実績は、同部会の主力品種である鉢植えリンドウは数量10万9899鉢(前年比111%)、販売金額4040万円(同比124%)となり、部会全体としては数量23万3143鉢(同比101%)、販売金額7454万円(同比97%)となりました。鉢植えリンドウは比較的順調に生育が進み、草丈やボリューム、そろいも良く高品質な商品を供給できましたが、クレマチスやシクラメンなどは台風19号の影響や異常気象により栽培面、販売面ともに苦戦しました。青色の八重咲きリンドウの新品種「蒼孔雀」は数々の優秀賞や金賞を受賞し、取引市場や買参人、消費者から高い評価を得ることができました

 令和2年度は、高品質生産拡大や流通体制・情報収集体制の確立、新品種の開発と生産技術の確立などを目指します。販売金額は、鉢植えリンドウ4500万円、部会全体としては9000万円を目標に掲げます。

 任期満了に伴う役員改選では、部会長に千葉欣哉さん(新任)、副部会長に佐藤源悦さん(再任)、小田嶋正一さん(新任)を選びました。新部会長の千葉さんは「品質の良いものを作り、みんなで相談をしながら売り方の戦略を考えていきたい」と抱負を述べました。

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