ＪＡいわて花巻や花巻市、県などで構成する花巻市農業振興対策本部とＪＡ花巻地域花き生産部会は、市内の中学校の卒業生に花巻市産カンパニュラを贈りました。

　新型コロナウィルス感染症の影響で式典や会合の中止・規模縮小の影響を受け、花きの需要が低迷し、花き生産農家の経営悪化が懸念されることから、部会員が生産したカンパニュラを同本部が買い取り、市内１１校の卒業生８６４人に配りました。

　市農林部農政課の新垣聡子さんは「少しでも明るく卒業式を迎えてほしいという生産者の思いを受けて企画した。これを機に地元の花に親しんでもらい、日常から花を楽しんでもらえたらと思う」と話しました。
　同ＪＡの花巻地域のカンパニュラの２０１９年度販売実績は販売額が２８０４万円、出荷本数は５２万９３６０本。生産者は約５０人。２月中旬から出荷が始まり、５、６月に最盛期を迎えます。カンパニュラは別名、ツリガネソウや風鈴草ともよばれ、ピンクや青など釣り鐘型のふんわりした花を咲かせます。花言葉は、「感謝」「誠実」。
　４月３日には、花巻市のＪＡグリーンセンター花巻前で、「おうちでお祝い＆花見　カンパニュラ緊急販売会」を行います。時間は午前１１時から午後１時までです。

ぜひ、買いに来てください！！

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