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県内一の産地に向けて意識を統一 「りんご達の応援大会」を開催

2020年2月5日

 JAいわて花巻とJA果樹部会は1月31日、花巻市で「令和元年度りんご達の応援大会」を開きました。

 部会員やJA職員、関係機関、市場5社の担当者など約160人が参加。小田島節夫部会長は「今取り組むべき園地の承継問題に、関係機関とスクラムを組んで取り組みたい」と話し、高橋勉組合長は「今まで培ってきた技術を発揮し、おいしいリンゴをたくさん作ってほしい」とあいさつしました。

 同部会の今年度の販売実績見込みは、台風19号の影響などで数量20万1000ケース(前年比79%)ですが、単価は3035円(同比107%)と高値になる見込みです。営農部園芸販売課の藤原賢調査役は「単価が上がったのは、生産者が収穫間際まで諦めず品質を高めようと栽培管理した努力の賜物」と感謝しました。

 JA全農いわての職員は、近年の全県とJAいわて花巻の販売実績比較を主力品種「サンふじ」を引き合いに出しグラフで紹介。全県では数量が減少傾向にある中、JAいわて花巻は数量が増加傾向で単価も上昇傾向にあることから「勢いのある産地」と話しました。

 JAいわて花巻の職員は令和2年度の「りんご生産販売推進方針」を説明。「紅ロマン」と「紅いわて」の高品質産地の形成を目指すことや若手・女性生産者の支援などを掲げた生産対策、需要期に安定供給できる販売推進や消費拡大に向けたPR活動などを掲げた販売対策に取り組むことを確認しました。来年度は数量27万ケース(1ケース10kg)を目標に掲げます。

 パネルディスカッションも行い、大果大阪青果㈱の荒巻万寿夫取締役営業統括部長と生産者3人がパネラーとなり、「県内ナンバーワン産地に向かって」をテーマに、県内の将来的なリーディング産地を目指して意見を交わしました。同部会若手りんご生産者グループの小原忍会長は今年度の活動発表を行い、視察や食育活動などの活動を参加者たちに紹介しました。

 同大会では令和元年度の「りんご優秀生産者表彰」も実施。販売額と品質の2部で、優良生産者6人を表彰しました。

 

令和元年度 りんご優秀生産者表彰

【販売額の部】

・紅いわて 小原忍さん(花巻市東和町)

・ジョナゴールド 宇津宮邦昭さん(花巻市石鳥谷町)

・蜜入りふじ 浅沼慶宣さん(花巻市東和町)

【品質の部】

・紅いわて 伊藤正孝さん(北上市)

・ジョナゴールド 浅沼浩一郎さん(花巻市東和町)

・蜜入りふじ 高野橋千富さん(花巻市)

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