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スマート農業の活用方法探る 岩手県や北上市などが「いわてスマート農業推進シンポジウム」を開催

2020年1月29日

 岩手県と北上市、北上地方農林業振興協議会、いわてスマート農業推進研究会は1月28日、北上市文化交流センター「さくらホール」で「いわてスマート農業推進シンポジウム」を開きました。

 同市内を中心とした県内の農業者や関係機関など約400人が参加。県農林水産部の小岩一幸技監は「最新のスマート農業に関する情報を収集し、自身の経営にどのような技術を活用できるか考える良い機会にしてほしい」とあいさつし、高橋敏彦市長は「それぞれの分野で何が使えるかを考えながら、日々農業の進化を図ってほしい」と話しました。

 (一社)日本農業情報システム協会の堀明人専務は「現場実装での課題抽出と解決に取り組んでいる先進事例」をテーマに基調講演。スマート農業の過去10年間の変化を振り返ったほか、農業ロボットやドローン(小型無人飛行機)などの紹介、スマート農業のメリットなどを話し、「スマート農業の導入にはお金がかかる。どこに使えば効率化が図れるか考えることが大切」と参加者に伝えました。

 北上市農林部農業振興課の伊藤美奈海主任と県南広域振興局農政部花巻農林振興センターの太田裕貴技師は同市内で行った実証結果を、岩手町の(株)アンドファームの三浦大樹販売部長はスマート農業技術一貫体系の実証について報告。参加者たちは先進事例に真剣に耳を傾け、活用方法を探りました。

 その他、同シンポジウムでは①営農管理支援システム②水田管理③環境制御・DIYスマート農業④畜産の4つに分かれて分野別検討会を行ったほか、41の企業がドローンやパワーアシストスーツなどを展示。参加者たちは実際に最新技術に触れ、理解を深めました。

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