ＪＡ野菜部会は１２月１０日、花巻市のＪＡ総合営農指導拠点センターで令和元年度野菜生産部会ピーマン実績検討会を開きました。１１月末時点の販売実績が約４億１５００万円で２年連続４億円超えとなったことを確認しました。

　生産者や市場関係者、関係機関など約１１０人が出席。野菜生産部会ピーマン専門部の晴山文佳委員長は「技術一つ一つの積み重ねで皆さんの懐が豊かになる。皆さんの努力のおかげで売上５億円も見えてきた。若い人たちにもピーマンの良さを伝え、ＪＡを発展させよう。そして、来年度も健康に気をつけ、知恵を出し合い頑張っていこう」と話しました。

 

　ＪＡ職員が販売経過や生育状況、令和２年度の生産方針について説明。ここ数年は６月が高温で少雨傾向だったため、７月の尻腐れ果が多発した。しかし、今年度は天候にも恵まれたことから尻腐れの発生が少なく、出荷量前年対比１１３％を確保することができました。

　来年度の生産方針については、反収向上対策、生産拡大対策、販売対策の３つの柱を掲げます。

　営農部園芸販売課の千葉秀彦課長は「ＪＡでは、ピーマンを最重点品目と位置づけ、関係機関と一体となって支援していくので、今後も安心して栽培してほしい」と呼びかけました。

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