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二子さといも初出荷!
2019年9月13日
JAは9月9日、北上地域二子さといも選果場で「二子さといも初出荷式」を開きました。JAや生産者、行政、市場関係者ら約100人が出席しました。
二子さといもは、同市二子町を中心に栽培する全国的に珍しい「赤茎(あかから)」の在来品種で、数百年にわたり守り伝え続けられています!
強い粘り気と独特の深いコク、煮崩れしない柔らかさが特徴。今年の生育状況は春の低温や7月中旬以降の高温少雨の影響もあり、8月下旬の作柄調査では比較的小玉傾向でしたが、今月に入り生産者の栽培努力と適度な降雨により順調に肥大が進んでいます。
昨年9月に、国の地理的表示(GI)保護制度に県内の野菜では初めての登録を受けました。GIの取得を機に一層のブランド力強化や知名度アップに取り組んでいきます!
同日は、JAの島津秀三郎副組合長や北上市の高橋俊彦市長らによるテープカット後、当日に選果された二子さといも約1.6トンをトラックに積み込み、県内3市場に向けて出荷しました。
式典のアトラクションでは、地元の二子保育園の園児23人が鬼剣舞を披露し会場は笑顔で溢れました。出席者には、ふたごいものこ母ちゃんの会が作った「いもの子汁」が振る舞われ初物を味わいました。
JA北上地域野菜部会さといも専門部の高橋豊部長は「部会は1980年に設立し、2020年には40周年を迎える。GI登録後の本格販売が始まるので、消費者に安全安心のさといもを出荷していく」と力強く意気込みました。
島津副組合長は「GI登録により、今年はブランドとして名声を全国に発信し価値を認めてもらう年。生産者には、生産拡大をしていただきたい」と話しました。
JA今年度は約100戸の農家が約25㌶で栽培し、出荷量175トン、販売額7000万円を目指します!
北上産地直売所あぜみちでは「二子さといも特産宅配便」として、10月21日まで専用の申込用紙にて郵送またはFAXで地方発送の予約を受け付けています。
問い合わせは、JA北上産地直売所「あぜみち」
(電)0197-71-1338。