ＪＡいわて花巻青年部は８月３日、釜石市箱崎町の白浜地区で東日本大震災の直後から続けている沿岸支援活動を行いました。

　この活動は、震災の復興や地域住民との交流を深めようと毎年実施しています。

　同日は、ＪＡ管内各地域の盟友とＪＡ職員１５人が参加。二手に分かれて、草刈りと野菜などの販売を行いました。草刈りは、盟友やＪＡから持ち寄った草刈り機を用いて道路沿いで約１時間作業。販売は、ピーマンやナスなど１０種類の野菜のほか、米やリンドウ、加工品など盟友が作った商品を交流を深めながら売り、約２時間で地域住民約５０人が購入しました。多くの商品が売り切れるなど、好評でした。活動終了後には、活動に協力いただいた釜石東部漁業協同組合の組合員らと交流会を開き、親睦を深めました。

　髙橋裕之委員長は「震災直後から草刈りや防疫車での消毒、３年前からは農産物の販売を行い８年目を迎える。地域の方々との交流を通して生の声を聞くことができたほか、各地域の盟友が同じ作業を通じて交流を深められたことが一番の成果だと思う。今後も活動を通じて仲間意識や災害に対する意識向上を図り、盟友相互の生産や生活の一助になるような活動にしたい」と話しました。

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