（一財）きたかみ地域振興財団と北上市パークゴルフ協会は７月２３日、岩手県北上市の北上わがパークゴルフ場で「２０１９夏どりアスパラ杯北上パークゴルフ大会」を開きました。

　ＪＡは、初開催となる同大会に協賛。ＪＡが県内一の栽培面積と販売額を誇ることや夏どりアスパラガスのＰＲを目的として初めて開催された同大会には、県南を中心に県内各地のパークゴルフ協会から男女合わせて約１００人が参加しました。島津秀三郎副組合長は「北上市特産のアスパラガスを北上市だけでなく、市外の方々にも堪能してほしい。副賞のアスパラガスを目指して頑張ってほしい」と話しました。同大会は男女別の個人戦で、参加者らは４コース計３６ホールを回り、副賞のアスパラガスを目指して真剣にプレーしました。

　ＪＡは、男女の優勝者それぞれに副賞として４．５kgのアスパラガスを贈ったほか、５位までの入賞者、ブービー賞、飛賞の計２１人にアスパラガスを贈呈。参加賞としてアスパラガスをプレゼントしました。ホールインワンを決めた人にはＪＡ商品のリンゴジュースを贈りました。

　男子の部で優勝した渡辺勝好さん（７７）は「優勝できてうれしい。アスパラガスは２人の娘たちに渡して一緒に食べたい。喜んでくれると思う」と笑顔をみせました。

　ＪＡ北上地域営農センター園芸販売課の中村善希さんは「アスパラガスといえば春のイメージが強いが、夏どりのアスパラガスもこの機会に知っていただき、手に取っていただけるとうれしい」と話しました。

　ＪＡは今年度、アスパラガスを１３２haで栽培し、出荷量２１４t、販売額２億円を目標に掲げています。５月には新しい選果機と結束機が稼働。アスパラガスの生産力を一層拡大し、頑固たる産地づくりに向けて取り組んでいます。

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