岩手県立花巻農業高校は５月１０日、花巻市のＪＲ花巻空港駅前商店街で、アンテナショップ「羅須（らす）プラザ」の今季の営業を始めました。

　初日は、生物科学科の２年生１３人がブルーベリージャムやりんごジュース、ハムなどの加工品の他、もち米「ヒメノモチ」やリンゴ「ふじ」を販売。ピーマンやトマト、キュウリ、バジルなど１０種類の苗も販売しました。
　地域住民などは、開店前から列をつくり商品を買い求めました。佐々木有紗さんは「喜んで買っていただきうれしい。この活動を通して、生物科学科の取り組みの良さをもっと地域の人に知ってほしい」と話し、ハムやリンゴなどを購入した柳原敬さんは「毎年利用している。さまざまな種類の商品を売っていて素晴らしい」と笑顔を見せました。
　今年度の営業は、５月３１日、６月１４日、７月５日、１２日、１９日、８月３０日、１０月１１日、１１月１日、１２月６日を予定し、生徒が生産した果実や加工品、苗などを１２月まで販売します。いずれも金曜日で、午前１１時半～午後１２時半まで開きます。

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