岩手県花巻市にあるＪＡいわて花巻の中央育苗センターは４月７日、平成３１年産米作付け用の水稲種子の播種作業を始めました。

　「ひとめぼれ」や「銀河のしずく」など約３万３０００箱（約１６５ha分）を播種・育苗し、同市内の生産者約２００戸に出荷します。作業は２３日まで続く予定です。

　初日は、「ひとめぼれ」を約３８４０箱を播種。作業員が播種機に種もみを補給し、種まき後の苗箱を室温が約３０度に保たれている出芽室に入れて出芽させ、その後ビニールハウスに移します。

　温度や水などの管理を徹底し、５月上旬から生産者に出荷します。出荷は５月２２日ころまで続く予定です。

　営農部米穀販売課の平賀幸一さんは「温度や水の管理に気を付けて、生産者に良質な苗を提供したい」と話しました。

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