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信頼される種子生産に向けて 小麦採種生産組合が通常総会を開催

2019年3月13日

 JAいわて花巻小麦採種生産組合は3月8日、岩手県花巻市のホテルで第17回通常総会を開きました。

 生産者やJA、県南広域振興局農政部花巻農林振興センター、県中央農業改良普及センター、県農産物改良種苗センターの職員ら約40人が参加。高橋新悦組合長は「安全安心で信頼される県内の重要な小麦採種生産地としての意識を持ち、より一層の優良種子生産に尽力していく」とあいさつし、JAの髙橋勉副組合長は「組合には農業の先頭に立ち、地域のために頑張っていただいている。JA組合員の農業に対するスタイルが変わってきていることから、JAは先を見据えながら今後の農業政策・農業振興に反映していく」と話しました。

 平成30年度の実績は、数量18万660kg(前年比116%)で販売額6111万円(同比116%)。は種期の降雨により生育不良などの影響が出ましたが、出穂期前の降雨や春先の好転により順調な生育となり、病害虫の被害が少なかったこともあり、品質・10a当たり収量ともに前年度を上回る実績となりました。2019年度は基本技術の励行、肥培・生育管理の徹底と品質の均一化を図り、信頼される種子生産に努めることを確認。数量18万9900kg、販売額6449万円を目指します。

 通常総会後には、第34回岩手県種子生産者全体研修会で優良種子生産者表彰の小麦の部を受賞した農事組合法人姥中の祝賀会を開催。同法人の平成30年産種子は、品質が良く全量合格種子となった。優良な種子を生産するため、組合員総出による異品種や異型株の抜き取りを徹底しているとともに、病害虫防除も徹底し、品質改善に努めたことが評価されました。

 同市の上田東一市長は「花巻市の重要な小麦生産に必要な種子について、素晴らしい物を作っていただいている。受賞を契機に、ますます発展することを期待している」と祝辞を述べました。

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