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生産者自慢のワイン振る舞う エーデルワインが「ぶどう生産者と共にワインを楽しむ夕べ」を開催

2019年3月5日

 岩手県花巻市大迫町のエーデルワインは3月1日、同町の大迫ふるさとセンターで「ぶどう生産者と共にワインを楽しむ夕べ」を開きました。

 藤舘昌弘社長は「農家ともどもこれからも精進し、より良いワイン造りに励みたい」とあいさつしました。

 イベントでは、町内で醸造用品種を栽培する34園地の生産者が、市内外から来場した約200人に平成30年産ワインを振る舞いました。振る舞われたワインは、「リースリング・リオン」18園地、「ロースラー」4園地、「メルロー」4園地、「ツヴァイゲルトレーベ」5園地、「シャルドネ」2園地、「ケルナー」1園地。参考出品として「ラタイ」など3品種も提供しました。生産者自らの園地のブドウだけを使ったワインを、来場者たちは出来栄えや特徴などを聞きながら飲み比べました。

 会場内では、大迫ぶどう産業振興協議会の6次産業化商品開発チームが試作したチーズを試食提供しました。試作したのは、「ロースラー」を原料としたワインを使用した「ワインチェダー」と、黒こしょうの辛味と刺激を楽しめる「ペッパーチェダー」の2品。来場者たちはワインを片手にチーズを味わい、「おいしい」と口をそろえました。

 初めて出品した、かんたはうす運営組合の鈴木寛太さん(27)は「自分が育てたブドウがワインになり、素直においしいと言ってくれて苦労が報われた。今年も頑張ろうという気持ちになった」と笑顔を見せました。

 来場した畠本るみ子さん(48)は「生産者ごとに味を楽しむことができる良いイベント。毎年参加して楽しんでいる」と話しました。

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