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北上地域西南アスパラガス部会設立40周年 記念式典と祝賀会を開催

2018年12月5日

 JAいわて花巻の北上地域西南アスパラガス部会は11月29日、岩手県北上市のふるさと体験館「北上」で設立40周年記念式典と祝賀会を開きました。

 同部会は、昭和51年に4戸の農家でホワイトアスパラガス4.2haを栽培したのが始まりです。昭和54年に生産技術と品質の向上、部員相互の親睦を目指し「和賀中央農協アスパラガス部会」が設立しました。その後、グリーンアスパラガスを導入し、平成元年度には初めて販売金額が1億円を超えました。平成23年度から平成25年度も1億円を超えましたが、農家の高齢化や農地集積により作付面積・農家数ともに年々減少。今年度は65戸が栽培し、出荷数量約5万5700kg、販売金額約5377万円となりました。

 同日は、部会員やJA、関係機関など約60人が参加。佐藤祥行部会長は「問題が山積しているが、親から代替わりしている人がいることをチャンスととらえ、部会一丸となって販売金額1億円の復活を目指す。産地としての供給責任を果たしたい」とあいさつし、佐藤力夫常務は「行政と一体となりJAも支援を続ける。面積拡大や所得増大に向けて頑張っていく」と話しました。功労者2人を表彰したほか、50周年に向けて、春どりと2季どりの組み合わせによる作付面積拡大と安定生産、新規就農者への作付推進などの生産対策と、朝どり励行と速やかな出荷、共選共販を拡大し高い産地信用の獲得などの販売対策を行うことを確認。販売金額1億円の復活を目指し、部会員や関係機関が一致団結して取り組んでいこうと意識を統一しました。

 記念講演では、東京多摩青果野菜第4部の大野守孝課長補佐がアスパラガスの全国情勢などについて講話。「年々需要が高まっている。しっかりと販売に努めていくので、より多く出荷をしてほしい」と呼びかけました。

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