ＪＡいわて花巻青年部は１１月２３日、岩手県花巻市のＪＡ総合営農指導拠点センターで学習会を開きました。

　ＪＡ管内各地域から盟友約３０人が参加。髙橋裕之委員長は「営農に関わることを学び、自らの経営を見つめ直す良い機会。学習と盟友同士の交流を深めてほしい」とあいさつしました。

　研修では、５年前に就農し、家族とともにリンドウを栽培しているＪＡ西和賀地域青年部の大堰巧太さんが「５年間の農業で思うこと」と題して青年の主張発表を行いました。大堰さんはマーケティング活動や食品ロスなどについて発表し、「目まぐるしく変わる時代の中で、将来農家として生き残るためのアイディアや行動を常に考えていく」と決意を述べました。

　岩手県中小企業同友会の菊田哲事務局長による「今変わらず、いつ変わるの？～岩手の未来を次世代にどうつなぐか～」と題した研修も行い、菊田事務局長は海外の農業やバイオマスなどについて講話。岩手県の若手農業後継者２人も紹介し、参加した盟友たちは同志の実例を真剣に聞いていました。

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