ＪＡいわて花巻は１０月４日から２日間、花巻市内と北上市内の４会場でＪＡの主力品種の１つ「ジョナゴールド」を含むリンゴ中生種の目ぞろえ会を開きました。

　４日に岩手県花巻市のＪＡ花巻園芸センターで開いた目ぞろえ会には、生産者やＪＡ、県中央農業改良普及センターの職員ら約８０人が参加。ＪＡと県中央農業改良普及センターの職員が成熟状況や収穫上の注意点、管理作業などについて説明しました。今年度の中生種は昨年度と比べ、着色の進みがやや鈍いが果肉の成熟が５日程度進んでいるため収穫遅れに注意し、収穫前には必ず食味を確認することを呼び掛けました。ＪＡ職員が実物を用いて着色割合やキズの程度などの選果基準についても説明しました。

　「ジョナゴールド」は、甘味と酸味を備えた濃厚な味のリンゴ。１０月５日から収穫が始まり、１０月下旬まで続く予定です。ＪＡは今年度「ジョナゴールド」を７万８０００ケース（１ケース１０㌔、前年比１３２％）の出荷を見込みます。

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