JAいわて花巻

花巻農業協同組合公式ホームページ

ホーム > お知らせ・あぐり情報  > 生産者の思い伝える 小学校で出前授業 果樹部会若手りんご生産者グループ

お知らせ・あぐり情報 News

生産者の思い伝える 小学校で出前授業 果樹部会若手りんご生産者グループ

2018年9月24日

 JAいわて花巻果樹部会若手りんご生産者グループ「THE RINGO STAR」は9月20日、岩手県花巻市の花巻市立花巻小学校でリンゴの歴史や生育過程、生産者の思いなどを伝える出前授業を開きました。

 授業には3年生42人が参加。同グループ員5人がクイズを出題したほか、写真や実物を用いてリンゴの説明をしました。メンバーが出演してリンゴ栽培の年間を通じた農作業や現場の思いを収録し今年度に同市内の全小学校19校に配布した、小学校社会科副読本用動画「りんご畑の1年」も上映。児童らは真剣な眼差しで見てメモを取っていました。宇津宮邦昭会長は年齢別の消費量のグラフを示し、大人になるほど消費が少なくなることを紹介。児童たちに「リンゴを食べる習慣を大人になっても続けてほしい」と伝えました。児童たちは品種の数や1日に収穫できる個数、おいしいリンゴの見分け方などを質問し、理解を深めました。

 清水すみれさん(9)は「初めて知ることが多くあり驚いた。リンゴは、皮がシャキシャキしていて大好き」と笑顔をみせました。

 宇津宮会長は「メモを取りながら真剣に聞いてくれたのが印象的だった。写真と言葉だけでなく映像を使ったことで、より分かりやすく伝えられたと思う」と話しました。

 JAは市内の全小中学校30校の給食に管内産リンゴを供給。9月から12月まで、国が定める「食育の日」に合わせて毎月19日にさまざまな品種を提供します。9月は県オリジナル品種の「紅いわて」を提供。10月は「ジョナゴールド」、11月は蜜入り「ふじ」、12月は「はるか」(冬恋)を予定しています。

前のページに戻る