ＪＡいわて花巻は９月１８日、岩手県オリジナル品種「銀河のしずく」の刈り取り式を岩手県花巻市鍋倉の農事組合法人なべくらの水田で開きました。

　同品種は、平成２８年秋にデビュー。ＪＡ管内では今年度、生産者１０５人が昨年度より約２０ha多い約３００haで栽培しています。

　刈り取り式には、市やＪＡ、関係機関、生産者など約５０人が参加。上田東一市長は「実りの秋を迎え、おいしい銀河のしずくが出来たと思う。特にも花巻市の消費者に食べてもらい、おいしいことを全国に発信してほしい」と期待を込め、コンバインで稲を刈り取ったほか鎌を使い手刈りも体験しました。

　ＪＡ花巻地域銀河のしずく栽培研究会会長で農事組合法人なべくら代表の髙橋春雄さんは「生産者は春先から栽培マニュアルに沿って栽培してきた。今年は特Ａを奪還する意気込み」と力強く話しました。ＪＡの髙橋勉副組合長は「生産者の技術と天候に恵まれたことにより特Ａを必ず取れると自信を持っている。今年も自信を持って全国に販売する」と話しました。

　刈り取り式には、いわて純情むすめの高橋梨紗さんと藤田麗さんも参加。うち、高橋さんがコンバインでの稲刈りを体験したほか、参加者らが手刈りを行いました。刈り取り後には銀河のしずくの新米で作ったおにぎりを試食し、食味ランキング特Ａ奪還と出来秋に向けて期待を込めました。

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