ＪＡいわて花巻花巻地域花き生産部会のりんどう専門部と草花・小菊専門部は８月２３日、岩手県西和賀町の弁天地区営農組合のリンドウほ場や作業場を視察しました。

　西和賀町は、昼夜の温度差が大きく冷涼な気候のため花き栽培に適し、花色が濃く鮮やかに発色します。リンドウは紫を中心にピンク、白、パステル調など１０種類以上のオリジナル品種も栽培。同組合は、オリジナル品種を５種類栽培します。

　同日は、部会員やＪＡ職員など約２５人が参加。一部の西和賀オリジナル品種の定植が今年度から花巻地域で始まったことを受け、参加者たちは「さわ風」や「錦秋の風」などのオリジナル品種のほ場を中心に視察しました。各品種の特徴を学びリンドウの状態を確認したほか、情報交換を通してオリジナル品種の栽培の参考としました。作業場での選別作業も見学し、収穫したリンドウの状態を確認したほか、選別の順番など具体的な作業内容を質問して理解を深めました。その他、グラジオラス生産者の圃場やＪＡ西和賀統括センター敷地内にある雪を活用した農産物貯蔵施設「雪室（ゆきむろ）」などを視察しました。

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