ＪＡいわて花巻鉢花生産部会は７月２６日、岩手県花巻市のＪＡ総合営農指導拠点センターで販売商談会を開きました。

 

　販売商談会は、同部会の主力品目である鉢植リンドウの出荷開始と需要期の「敬老の日」を見据え、毎年この時期に開催。例年、この販売商談会をきっかけに市場関係者らが品質を確認し、多くの受注が決まります。

　同日は、１９社の市場関係者のほか、部会員やＪＡなど合わせて約４０人が参加しました。佐藤巧部会長は「異常気象が続くが、お客様に喜んでもらえる品物を生産するべく毎日の栽培管理に気を配っている。市場との連携を密にして関係強化を図り、有利販売につなげたい」とあいさつ。ＪＡ職員が同部会の鉢植リンドウ生産に係る基本方針を紹介したほか、予約注文の方法や単価について説明しました。プレゼンテーションには７つの農園や部会員がＪＡオリジナル品種「花巻銀河ブルー」のほか取扱高上位を占める鉢植リンドウ３品種を中心に出品。部会員たちは品種ごとの特徴や栽培にかける思いなどを伝え、市場関係者たちは実物を手に取りサイズなどを確認しました。その場で商談が成立し、１００万円以上の予約注文を獲得するなどの成果が表れました。

　園地見学会も開き、３カ所を見学。市場関係者たちは園主に経営規模や栽培方法などを質問したほか、育ち具合を確認しました。

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