ＪＡいわて花巻とＪＡ西和賀花卉生産組合は７月１８日、岩手県西和賀町のＪＡ西和賀地域営農センター農産物集出荷場で西和賀花卉出荷大会を開きました。

　組合員やＪＡ職員、市場関係者など約１００人が参加。リンドウを中心に、販売目標額を前年度実績より約２４％多い約２億９０００万円と定め、組合員らは目標達成に向けて決意を新たにしました。同組合の髙橋文昭組合長は「主力のリンドウを始め、西和賀町の花きを今年も全国に届ける。販売額２億９０００万円を目指して頑張ろう」と呼び掛けました。ＪＡの佐藤力夫常務は「組合員の期待に答えられるよう行政とともに一生懸命取り組む。良い出来秋を迎えられるようともに頑張ろう」と話しました。組合員とＪＡ、市場が一致団結して産地を盛り上げていくことを確認しました。

　同地域の花きは、冷涼な気候や昼夜の温度差により色付きが良いのが特長です。今年度は、春先の雪解けが平年並みに進んだことから、昨年より生育が順調に推移。生産者たちは、８月６日から８日の盆用需要期に合わせて最終調整をしています。

　大会の開催前にはリンドウとオリエンタルゆり、グラジオラスの出荷目揃会を開催。ＪＡ職員が出荷規格の昨年からの変更点を中心に説明しました。今後の天候に注意しながら管理をしっかりと行うこと、雨が続いた際には十分に乾かしてから出荷することを呼び掛けました。

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