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農福連携に取り組む 花巻市の(農)湯の郷とこぶし苑
2018年7月19日
岩手県花巻市湯口の農事組合法人「湯の郷(さと)」と、同市湯口の障害福祉サービス事業所「こぶし苑」は7月17日、農福連携事業の取り組みを始めました。
農福連携事業は、県社会福祉協議会や花巻市の支援があり、双方の思いが一致して実現。同事業所の利用者の能力向上や工賃アップ、農業の担い手不足の解消を目指します。
同日は、法人の倉庫で利用者5人が2週間乾燥させたタマネギの選別作業に取り組みました。市場に出荷するサイズと地域で販売する6cm未満のサイズなどに器具を使って分け、コンテナに入れました。午前と午後、合わせて約2時間汗を流しました。両者は、今後も連携して農福連携事業に取り組んでいく予定です。
同事業所の主任生活支援員の畠山誠さんは「法人と連携し、交流を深めながら助けられた分を恩返ししていきたい」と話しました。
法人の照井順一代表理事は「農業の担い手不足の解消につなげるため、この事業を継続したい。地域農業を守っていく」と話しました。
同事業所は、6月下旬から同市石鳥谷町の渕澤園芸とも農福連携事業を始めています。花きの栽培に携わり、11月まで行う予定です。