ＪＡいわて花巻は７月４日、岩手県花巻市の石鳥谷園芸センターで「大玉トマト出荷規格指導会」を開きました。生産者やＪＡ職員、市場担当者ら約３０人が参加。本格的な出荷シーズンに向け出荷規格を確認し、意識統一をしました。

　ＪＡ職員が出荷時の着色度合いのほか、果形や尻割れ、キズ果などの出荷規格を説明。出荷時は大きいサイズの物を下に置くなどして押し傷を作らないよう呼び掛けました。参加者らは実物を確認し、出荷規格の理解を深めました。

　ＪＡ営農部園芸販売課の千葉秀彦課長は「ＪＡは販売に向けて努力していくので、最後まで出荷できるよう取り組んでほしい」と呼び掛けました。

　横浜丸中青果(株)の坪谷学さんは「安定的に長期に渡って出荷をしてほしい。良い物を出していただき、高値で販売できるよう努めていく」と話しました。

　ＪＡ管内では今年度、大玉トマトを2.7haで栽培。出荷量25万９８００kg、販売額７７９４万円を見込みます。

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